amazon販売で最低限抑えておくべき特許についての基礎知識
こんにちは、ろしです。
今回は知的所有権の中の、特許の基礎知識についてお伝えします。
結論から言えば、amazonで販売する際に、
特許については基本的に考える必要はありません。
権利侵害をしてもいいという意味ではありませんからね。
考えることが実質的に不可能という意味です。
正直、転売にはあまり関係の無い知識のような気もしますが、
一般常識として抑えておいて下さい。
飲み屋とか、何かの時に役に立つかもしれませんので(笑)
まあ今回はちょっとしたブレイクタイムと思ってください♪
続きが気になる方は、
ポチっと応援してから読み進めてくださいね(笑)
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特許に対する一般的なイメージ
特許という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか?・特許を抑えたら権利収入で大金持ちも夢ではない!!
・アイデア一つで一攫千金も狙える!
というイメージの方は多いと思います。
もちろんこれは間違いではありません。
いわゆるアイデア特許と呼ばれる物にはこの側面もあります。
ただし、一般的な工業製品というのは、
複数の特許の組み合わせで構成されていて(期限切れ含む)、
複雑な製品になればなるほど構成特許数が増えていきます。
例えばティッシュの箱で見てみても、
・取り出しやすい縦横比
・空箱を畳みやすい工夫
・ティッシュの畳み方
・製造工程における工夫
・使用する素材に関する工夫や制限
・最後までティッシュを取り易くする工夫
等々少なく見ても数百の特許が使用されていると思われますし、
自動車であれば、何千何万という単位の特許になります。
こうなると、そのうちの一つの特許を抑えたからと言って
「一攫千金」とならないことは容易に想像できます。
一般的に特許というのは、基本特許Aに対して、
その周辺の技術BやCを組み合わせて取られることが多く、
お金になるのは基本特許だけになります。
基本特許A+周辺技術B や
基本特許A+周辺技術B+周辺技術C
というのは、メーカーが自社技術を守るために出願しますが
個人で取得しても代替技術が多いためお金にはなりません。
洗濯機の糸くず取りネットや初恋スリッパ等は有名ですが、
宝くじを当てるよりも確率は低いでしょうね。
2015年の年末ジャンボでは、
1等(5億円)は37本、1億円の前後賞は74本が発生していますから。
製品を開発するときの特許調査
商品を開発する時には必ず関連する特許を調べます。ライバル会社の特許に引っかかっていると発売できず、
投入した開発費が無駄になるからです。
どの位の数を調べるかは物によって違いますが、
チームを組んで一から商品を開発する場合であれば、
数千レベルの調査量になることもあります。
この中なら類似技術を使っている特許をピックアップして
一つ一つで権利侵害や代替技術の有無を判断していくのです。
そのため、この調査は必ず技術のわかっている者がおこないます。
このように特許調査というのは非常に時間がかかり、
権利侵害の判定も個人が出来るものではありません。
特許出願中! の真意は?
最近は実際の商品ページだけではなく、情報商材のセールスレターでも特許出願中というのをたまに見かけます。
この言葉を見ると、「なんかすごそう」と思ったりしませんか?
でも実際は・・・・出すだけなら誰でもお金を払えばできます。
出願料:15000円
電子化手数料:1200円+必要枚数*700円
で出願できます。
審査請求の期限は3年ですので、出願すれば、2万円弱の費用負担で
3年間は特許出願中という文言を使える様になるのです(笑)
考えようによっては安い宣伝費ですよね。
特許を出す目的というのは大きく三つあって、
そのなかの(3)が上の事例に相当します。
(1)自社技術の保護
(2)ライバル会社の牽制
(3)営業活動を助ける
権威付けされたものに弱い所を突いた、いい戦略ですね。
特許を取るのは難しいのか
特許化するのに必要な条件は、素晴らしい技術であることでも、万人を幸せにすることでもなく、単純に
他に同じ特許を出している人がいないか(新規性)
で判断されます。
もう少し詳しく言えば、上に加えて、同業者が公開されている技術から
容易に思いつくことができるかどうかで判断されます(進歩性)。
この進歩性と新規性を満たしていれば、内容は何でも良いのです。
(当然ですが技術的に矛盾している物はダメですよ)
例えば、宇宙人と交信する方法とかでもいいのです。
ここらへんに興味があれば、
「おもしろ特許」とか「B級特許」とかで検索してみてください。
こんなのがいろいろと見つかります(笑)
>面白い特許出願(B級特許)の紹介
http://tokkyo-work.net/460
取った特許は自由に使えるのか?
特許権というのは商標権と同じく独占権が認められています。つまり自分の特許を他の人が勝手に使うことは許されないのです。
これって当たり前だと思っていますよね?
では以下の事例を考えて見ましょう。
特許A:芯を数本ストックできる構造のシャープペンシル
特許B:芯をストックする筒の蓋を消しゴムにしたシャープペンシル
A社が保有する特許Aに被せて、
A+Bの特許をB社が権利化したとしましょう。
すると、
A社はB社に無断で特許Bを使った製品を販売することはできません。
これはいいですよね。
ではB社は、
この特許Bを用いた製品を販売することが出来るのでしょうか?
これは勘違いしている人が多い事例なのですが、
A+Bで権利化していても、当然販売することはできません。
A社の特許を無断で使用することは出来ないためです。
自分の特許権を行使することと、他所の特許権を侵害しないことは
別問題として考えなくてはいけないのです。
実際にはこのような事例は多く、お互いに特許を使えるように、
クロスライセンスを結ぶことが多いようですね。
まとめ
長々と特許に関する基礎知識をお届けしましたが、では、転売(特にamazon)ではどこまで考えればいいでしょうか?
まず、
権利者から特許を侵害しているから出品を取り下げろという場合は、
保有している特許の確認くらいはしてもいいですが、
基本的には真偽の確認はせずにそのまま取り下げましょう。
理由は簡単で、amazonに申告された場合、
権利者からの申告の場合は特許の内容に関係なく、
無条件で出品停止となるためです。
amazon側で権利侵害の判定なぞできるはずがないのですから、
当事者同士で解決してくれというスタンスなんです。
ところがこのような場合は、取り下げろという一方的な通告のみで、
話し合いにさえならない場合が多く、
たかだか相乗りの1商品のために多大な時間を割くことになります。
もっともこの辺は考え方次第なので、
徹底的に戦うというのも否定はしませんが、
アカウント停止を賭けてまで戦うよりも、
その労力をリサーチにでも当てたほうが100倍は幸せになれると思います。
amazon転売の目的は利益を得ることですから、
そこを十分に考慮した上で対応するようにしましょう。
なお、滅多にないとは思いますが、権利者以外からの申告であれば、
特許侵害についての警告は無視して良いと思います。
理由は簡単で、権利者以外の第三者に
容易に権利侵害の判定ができるとは思えないためです。
さすがにamazonでも第三者による通報で、
特許侵害による出品停止はしないとはおもいますしね。
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