中国輸入で在庫を抱えるリスクと弾切れ(在庫切れ)のリスクを考える
こんにちは、ろしです。
年に数回ある中国輸入セラー特有の嫌なイベントがもうすぐやってきます。
春節(旧正月)です。
この期間は店から物流から関税まで完全にストップします。
「もっと働け!」と思いながらも、全員一斉に休むというのはいい制度なんですよね。
正月から開いてるイオンモールとかを見ると本当にそう思います(笑)
さて、今年の春節ですが、2月15日(木)~21日(水)となります(ショップや代行業者の休みは多少前後する事があります)。
そこで今回は表題の「在庫を抱えるリスクと弾切れ(在庫切れ)のリスク」について考えてみたいと思います。
ではいってみましょう!
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仕入量のおさらい
通常の仕入れ量は、弾切れを起こさない量プラスアルファが基本となります。どこの誰から仕入れるかによって変わりますが、輸入代行業者を使うのであれば、注文から納品及びAmazonFBAへのリードタイムも考えて、
一ヶ月間に売れる量を仕入れるのが基本となります。
もし代行業者が非常に優秀で、納品まで5日間、FBA納品まで3日間であれば、プラスアルファ分を考えて二週間で売れる量を仕入れれば良いと思います。
まぁここまで優秀な代行業者はいないと思いますが、もしいれば教えてください(笑)
納期が短いということは、売り上げをキープしながら在庫リスクを減らすことができるため、キャッシュフローが良くなり経営の健全化に貢献するのです。
資金が潤沢にない人や、在庫スペースが無い人にとっては結構重要な問題なんです。
いつまでに発注すべきか
これはお使いの代行業者によって変わりますが、代行業者の指定する日よりも必ず2~3日は余裕を持っておきましょう。この春節(旧正月)の期間は、代行業者やショップだけではなく物流や関税まで止まるため、何かの手違いがあると納品が10日は遅れるためです。
また、春節後も一旦完全に止まった物流が動き出すのに時間がかかるため通常よりも配送が遅れるのが普通です。
春節(旧正月)は2月15日(木)~21日(水)ですので、私の場合は、
最終注文日:1月31日(水)
として、約二ヶ月間分の在庫を持つように注文するようにしています。
国慶節後に出した注文はおおよそですが、最短でもAmazonへの納品が3/10日前後になると思われるためです。
こういった日程を頭に入れながら(カレンダーに記入しながら)必要な数を注文するようにしましょう。
あと、この手の中国の大型連休では、Amazonでは弾切れを起こすセラーが増えるのを見越して若干多めに仕入れるのも合わせて覚えておきましょう。
弾切れのリスクと在庫リスク
ここまでの説明はどのくらいの量を仕入れるべきかという基本的な考え方ですが、これは弾切れを極力抑えたいという考えが基になっています。- 出せば売れるのに出さないのは勿体無い
- 売り上げを増加させるのは弾切れさせないのが最も簡単
ですが、在庫量を増やすというのはリスクを増やすというのもまた事実です。
適量の在庫を持つのがいいのですが、現実としてはなかなかそうはいきません。
世の中を見ると(統計をとった訳ではありませんが)、弾切れ防止の方に重点を置いていることが多いと思います。
私も弾切れ防止を念頭に仕入をしています。
ではここで弾切れが起きるとどの位売り上げが減るのかを考えてみたいと思います。
完全に弾切れしてから仕入た場合
無在庫販売を除けば、これが恐らく考え得る上で最も最悪なパターンですが、在庫リスクが最も低くなります。注文してから手元に届くまでに約2周間ですので、一ヶ月に売れる個数の半分が売り上げ減となります。
- 平均単価:1000円
- 商品数:300点
- 一ヶ月の平均販売数:5個
平均の仕入れ数を1商品あたり10点とすると、全ての商品は平均すると二ヶ月間で売り切れることになります。
納品に二週間としていますので、2.5ヶ月間で10個の売り上げということですから、一ヶ月間に直すと、平均販売数は4個となり、
売り上げは20%減となります。
つまり、全商品を完全に在庫0となってから発注しても、月の販売数が5個なら売り上げは、
150万 ⇒ 120万
になるということです。
では一ヶ月の平均販売数が10個の商品の場合はどうでしょうか?
この場合は一ヶ月に10個売れるので、1.5ヶ月で10個の売り上げですから、一ヶ月に直すと6.67個となり、
売り上げは33%減となります。
一ヶ月での平均販売数が2個の商品の場合は同様の計算で、売り上げが約9%減少します。
一ヶ月の販売個数 | 売り上げ減 |
10個 | 33% |
5個 | 20% |
2個 | 9% |
中国からの仕入は単価が安いことが多いので、一ヶ月での販売個数を仕入れるのでは送料負けするため最低でも10個位は仕入れることが多くなります。
するとこういった結果になるのです。
ちなみに私の場合ですが、全商品を平均すると一ヶ月に売れている個数は5個程度かと思いますので、全商品を完全に売り切ってから仕入れるという最悪の仕入方法でも
売り上げが20%しか落ちない
という結果に驚いています。
売り上げが20%ダウンというのは相当痛いですが、一ヶ月に10個売れる商品を10個しか発注しないなんてあり得ませんからね。
あくまでも最悪の数値です。
弾切れ防止を意識しすぎると・・・
弾切れを極力避けたいのは誰しも同じなのですが、これを意識しすぎると・・・そうです!
つい買いすぎちゃうんです(笑)
「まあそのうち売れるだろうから取り敢えず仕入れとこか」と、これが積もると結構凄いことになります。
で、気がつくと一年経っても全部売れていないといった商品が出てくるのです。
最後は捨て値で売るのですが、その間は在庫スペースを取りますので、新規商品を仕入れにくかったりするんですよね。
私の場合は金銭面での在庫リスクというよりもスペース面でのリスクのほうが大きかったりもします。
12月末に棚卸しをしたのですが、金額ベースで一ヶ月の仕入金額の約3~4倍の在庫がありました(汗)
つまり平均約3~4ヶ月分の在庫を抱えているということです。
今まであまり意識していなかったですが、こうして数字で見ると仕入れ過ぎなのがわかりますね(笑)
あ、でも利益はちゃんと出ていますので経営は健全ですよ。
まとめ
今回計算して改めて思ったのは、弾切れにならないギリギリを攻めて万が一欠品しても、利益はたいして減らないということですね。一ヶ月に仮に30個の販売ロスがあっても、利益にすれば1万円減程度です。
よく売れている商品というのはそれなりの数を仕入れるので欠品することはあまり無いんですよね。
ということは、
(1)弾切れで毎月の利益が数万減るリスク
(2)過剰在庫分の仕入金額
(3)過剰在庫分の占めるスペース
ここらへんを考えながら最適解を探す必要があるのです。
私の場合は(2),(3)を考えると在庫を半分くらいにしても良いことが良くわかりました(笑)
あと、お金もスペースもある人はあまり気にしなくてもいいですが、キャッシュの少ない人は弾切れ覚悟の仕入をした方がいい結果になるかもしれませんね。
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