中国輸入で利益が出ていない人はリサーチよりもPDCAサイクルを意識すべき！

こんにちは、ろしです。

ブログやメルマガを通してお問い合わせを頂くことが多いですが、少々勘違いされている方が多いので、今回は基本的な仕事の進め方について解説していきます。

直接的なノウハウを求めている人にはつまらない内容かもしれませんが、こういった考え方の方がずっと重要だったりしますからね。

十分な売り上げと利益が出ている人は、このブログを見ていないと思いますが・・・、

何かのヒントのが得られるかもと思う人は目を通しておいて下さい。


続きが気になる方は、
ポチっと応援してから読み進めてくださいね（笑）
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情報を集めるのは大切ですが・・・

頂く質問から強く感じるのは、完璧を目指す人が多すぎるということです。

そもそもが、

初めから失敗せずに私と同じレベルの仕入れや販売が出来ると思ったら大間違い

なんですよ（笑）

このブログでは特に情報の出し惜しみをしているつもりはありませんが、考え方から手法まで全て漏れなく網羅できているはずがありません。

なので、どれだけこのブログを読み込んでも私と同じレベルに到達することはできません。

情報として漏れている細かい行間は、さらに調べて情報を得るか、自分で経験して蓄積していくしかないのです。

ところがほとんどの人は、疑問が出た時に、それを解消する情報が得られないと完全に手が止まってしまうのです。

情報が得られた所で、「それが正しい情報か判断出来ない」にも関わらずです。

非常に勿体ないのですが、こういった人が本当に多いのです。

PDCAサイクルとは

そういった人にお勧めしたいのが、表題にもあるPDCAサイクルです。

特に開発の現場にいた人にはなじみのある手法ですが、仕事の内容に関わらず仕事を進めていく上で非常に重要な考え方（手法）ですので、是非取り入れてみて下さい。

詳しくは解説しませんが、簡単に言うとこんな感じです。


（1）P ＝plan（計画）
仕事を進める上で計画が重要なのは言うまでもありません。

これは単なるスケジュールではないですからね。

目標を達成するために必要な行動を立てるのです。

いつ、誰が、何を、どの順番で、どうやってを決めていきます。


(2) D ＝Do(実行)
これは簡単ですね。

実行するだけですから（笑）

実行できない人は、Pが出来ていないということです。


(3) C ＝Check(評価・分析)
立案した計画に対して、どの程度行動できたかをチェックします。

何らかの数値で評価できるとわかりやすくなります。


(4) A ＝Action(改善)
Cで得た結果から、何故出来なかったのか、どうすればもっと出来るか等の改善案を立てて、次のPへ繋げます。

次へ繋げず、ここで停止する場合の判断もおこないます。


PDCAとは簡単に言えばこんな感じで、最後のCからPへ繋げて繰り返すことでPDCAサイクルとなります。

例えば目標が売り上げをあげるなら・・・

このPDCAサイクルはきちんと考えると、とてもココでは書き切れない位のボリュームになるので、簡略化した例を一つだけあげておきます。

目標：年商＋100％

(1) P（計画）
一年間で売り上げを100％増加させる。

そのためには、一年間で商品数を倍にする必要がある。
↓
現在の商品数が600点のため、一ヶ月に新商品を50商品追加する。
↓
週5日として、一日2商品をリサーチで見つける。


(2) D（実行）
行動した結果を記録にこのしていきます。

例えば、

○月○日　リサーチ2件
○月△日　リサーチ1件
○月□日　リサーチ0件
○月◇日　リサーチ3件
・・・・

(3) C（評価・分析）

目標達成できなかった原因を考えます。

明確な原因が不明の場合は仮説でも構いません。

a. リサーチの基準が厳しすぎる
b. リサーチの時間が取れない
　　⇒ 経理に時間がかかる
　　⇒商品カタログ作成に時間がかかる
　　　　⇒商品説明文を考えるのが面倒
　　　　⇒写真の加工に時間がかかる
　　　　・・・・・
　　⇒出張が多い
　・・・・・
c. やる気が出ない
d. 資金が足りず仕入れられない
e. 商品の置き場がないので発注できない


等々原因を考えていきます。


(4) A（改善）
まずは計画（目標）の妥当性をチェックし、現状では実現不可能な場合は計画を中止または目標を下げます。

継続する場合は改善案を計画に練り込んでいきます。

例えば、

（旧）週5日として、一日2商品をリサーチで見つける

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

（新）週5日として、一日2商品をリサーチで見つける
ただし、
　・経理処理は税理士を外注する
　・利益率はAmazonで20％あれば可とする
　・商品写真は外注する
　・一週間で10件未満のときは不足分を趣味の登山から勘で仕入れる
　・商品説明文は10件でまとめて外注へ投げる


こんな感じで目標を達成するまでPDCAサイクルを回していきます。

まとめ

目標というのは人それぞれですし、一人一個だけでもないので、細かい目標のPDCAはいちいち紙に書いたりはしません。

紙に書くのは、アプローチ方法が幾通りもある大きな目標の時だけですね。

まあわざわざここで説明しなくても、諦めずに目標を持って行動している場合は必ずPDCAサイクルを回しているはずなんです。

ただ何も考えずにがむしゃらにサルのように同じことを繰り返している人はいないはずなんですよ。

それを何故ここで解説したかというと、頂いた質問から受ける率直な感想が、

考えて実践することを放棄している人間が多すぎる

と思ったからです。

一回やって上手くいかなければ、上手くいかない原因を考えて再チャレンジするのが普通だと思うのですが、

「上手くいかない・・・なんでだ・・・・」

で止まっちゃうんです。

明確な原因がわからない場合は仮説を立てるしかないんですよ。

で、その仮説が正しいのか検証するのです。

中国輸入に限らず仕事というのはこういった検証行動の繰り返しのはずですので、誰でも簡単にできるはずなんですけが・・・

現実は撤退する人の方が圧倒的に多いのです。

何度でも言いますが、中国で安く仕入れた物を日本で高く売るだけの商売ですから難しいはずは無いんですよ。

しかもリサーチ方法なんて検索すれば山ほどでてきますし、入手できる情報に差はないんです。

「儲かっている人はリサーチの肝心な部分は絶対に教えてくれない」

こんなことを考えているなら、その考えは捨てて下さいね。

中国輸入に関するリサーチはこのブログにすべて書いてありますから。


儲かっていない人に足りないのは、

諦めずに考えて行動しているか？

これだけだと思います。

思った通りの成果が出ていない人はPDCAサイクルを意識してみて下さい。

きっと何かが変わるはずです。